ところで、中枢性過眠症ってどのような病気でしょうか?
「中枢性」とは、脳にある覚醒・睡眠の中枢を意味しています。
中枢性過眠症は、眠ったり目を覚ましたりする脳の機能の異常によって起こり、日中の強い眠気が3ヵ月以上続く病気のことをいいます。夜の睡眠時間や睡眠の質に関係なく、突然眠くなったり、1日中ずっと眠いなどの症状があります。
中枢性過眠症の代表的なものとして、ナルコレプシーや特発性過眠症があります。なお、睡眠障害国際分類に従うと、中枢性過眠症にはこれ以外に睡眠不足症候群、長時間睡眠者なども含まれます。
ナルコレプシーと特発性過眠症の違いは?
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主な症状として、以下のようなものがあります。